起動性とエネルギー効率と

開閉可能翼

受風面積を変えられる翼


風車設備および風車ブレード

特許第7028395号 風車設備および風車ブレード

ソリディティと出力係数
一般的な風力発電に用いられている羽根は細長い形状をしています。羽根が回ることによってできる受風面積に対する、羽根の面積の比率をソリディティといいます。
ソリディティと周速比には強い相関関係があります。ローターの回転数の高い風車、出力係数が大きい風車ほどソリディティは小さくなります。
ソリディティが小さいとトルクが小さいため、機動性が悪くなります。
ソリディティが大きいとトルクは大きくなります。ポンプなどに用いられます。
そんなトレードオフの関係があります。
 
そこで、ソリディティが可変な翼を考案しました。
翼の一部が自重で開閉します。
 
低回転時には翼の一部が開いて受風面を広くします。
高回転時には遠心力と進行風で翼は閉じたままとなるため、翼の進行風による抵抗は小さくなります。
 

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