風力発電モジュールと設置工法
特許出願済み
風車の回転軸の芯出しを容易にしたかった
従来の風車は羽根車と回転軸は一体で回転していました。回転軸は軸受で支持することが一般的です。回転軸を両持ちするとなると回転軸と2つの軸受の芯を揃える必要があります。揃っていないと転がり抵抗が大きく、エネルギーロスが発生するためです。
風車の軸と羽根車の間に軸受を介在させることにより、軸は架台に固定し、羽根車だけ回転する構造としました。一本の軸上に軸受が並ぶため自ずと芯出しができる構成を提案しています。発電機も同じ軸上に載せています。ひとつの風力発電モジュールとみなせます。軸は架台に直接固定できるため、強固な締結を行うことができます。
風力発電モジュールは軽量に作ることができます。高所への設置がしやすく、より風を捉えられるようになります。
小規模から始められ、増設が可能
風車設備の設置は、初期費用がかかってしまうことが多くあります。本設備では、小さく始めて設置場所でのエネルギー取得状況を確認し、その後、必要に応じて増設していくことが可能です。
風力発電モジュールは、軸は垂直である必要はなく、横軸で使うことも可能です。
ご使用環境に合わせて様々なレイアウトが考えられます。